結婚と職業

では職業を持つ方がよいという「結婚退職型」。そして子どもができるまでは職業を持つ方がよいという「出産退職型」。さらに子どもができてもずっと職業を持ち続ける方がよいという「就労継続型」。最後に子どもができたら職業をやめ、大きくなったら再び職業を持つ方がよいという「中断再就職型」である。

 著者の主張では学歴・年齢にばらつきはあるものの、若い世代では女子短大生がこのうちもっとも保守的な考えだと分析している。なぜならば、世間全体から見て「中断再就職型」が70年代以降主な支持を受けていたのだが、近年ではこの中断再就職型が2位に落ち結婚退職型が1位になった。

さらに同じ調査で「男と女、どちらに苦労が多いか」という問いがあるが、これも1968年に「女の方が苦労が多い」から「男の方が苦労が多い」という回答が上回った。しかし、「男性の方が苦労している」がゆえに「面白さ」を得ることも多いと考えている女性もいるのである。この調査から女性は「ラク」と「トク」は「オモシロサ」とは両立できる関係ではないことに気づいていると分析している。